ポリッシャーの寿命とメンテナンス方法について｜業務用の清掃用品・掃除用品ならおそうじモネッツ

第四回　ポリッシャーの寿命とメンテナンス方法について

床掃除の業務用掃除機・ポリッシャー（フロアポリッシャー）の魅力のひとつが、「寿命が長い！」ということ。
使用する環境や手入れの方法にもよりますが、通常の使い方で不運・不注意がなければ、だいたい10年は持つと言われています。

■ポリッシャーの寿命が長い理由 ポリッシャーが長持ちする理由は、そのシンプルな構造。
基本的な動作の仕組みは「モーターを回転させてブラシを回す」というものですから、構造を複雑にする必要がなく、そのぶん丈夫にできるというわけです。

業務用清掃用品を販売している「おそうじモネッツ」ではこれまで1,000台以上のポリッシャーを販売してきましたが、修理依頼の要望をいただいたことがありません（2016年7月現在）。多少ぶつけた程度では、まず壊れないのです。

■ポリッシャーを長持ちさせる手入れのコツ ◎乾燥した場所で保管しましょう ポリッシャーは洗浄液を使って床を掃除する機械なので、水には比較的強い清掃機器です。
しかし機械である以上、湿気や水分が故障の原因になることはありえます。たとえば極端な話、プールなどに水没させてしまったら、まず間違いなく壊れてしまうでしょう。

ですから保管の際にも、水分や湿気には注意が必要です。使い終わったら本体の湿気をよく拭き取って、湿度が溜まらない場所で保管しましょう。
本体の錆を防げますし長持ちしますよ。浴場内の物置など、湿気の多い場所への保管は避けた方が無難です。

◎可動部に油を差しましょう 車輪やハンドルの付け根などの可動部分には、ときどき防錆潤滑油を差しましょう。
可動部がなめらかに動くことで本体が傷みにくくなるのはもちろん、床清掃を快適に行えるようになりますよ。

■使用後はブラシ・パッドを取り外しましょう ポリッシャーの本体は基本的に長持ちしますが、ブラシ・パッドは消耗品。毛先が曲がってきたり、すり切れたりしてきたら交換が必要になります。

ブラシ・パッドを長持ちさせるには、使い終わった後にきちんと取り外すことが大切です。
ブラシやパッドを付けたままにしていると、保管の際にポリッシャーと床の間に挟まれて重さで潰れてしまい、すぐにダメになってしまいます。
ポリッシャーを保管する際には、ブラシやパッドは、それを取り付けるための「パッド台」とあわせて必ず取り外すようにしましょう。